まずは、酸素性漂白剤かハイター(塩素系)で
通常、洗濯しても落ない衣服のシミは、ハイターか酸素系漂白剤を使います。
ハイターは、白いものに限って使います。色物、柄物などが混じっているときは、酸素系漂白剤を使う方が安全です。酸素系漂白剤は、液体のものより、粉末の方が効果があります。「Vanish」という商品名で売られています。ひとつ購入しておくといいでしょう。
さて、ハイターや、酸素系漂白剤を使っても落ないシミをどうするかです。
油性ボールペンのインクは、アルコールか、リムーバー
シャツのポケットにボールペンを差し込んで、気がついたら芯が出ていて「うっかりシミをつくってしまった」ということはよくあります。
洗剤をつけて揉んだり、叩いたり、ブラシしたりしてもなかなかきれいに取れません。こんなとき、アルコールやマニキュア落し(リムーバー)をつかうとよく落ちます。ボールペン以外でも油系のシミはまずこの2種類で試してみてください。どちらかひとつでも落ちますが、リムーバーのあとアルコールを使い、最後に洗剤で洗えば更によく落ちます。
また、油性でないゲル系のインク(ケミカル系の色)、プリンターのインク、墨などは簡単には落ちません。そんなときは「すまいの便利屋さん・バンコク」にご相談ください。
プロの技、アンモニアの使用
油性以外のシミや汚れは、ほとんどが次の方法で取れます。
過酸化水素水(オキシフル)と、アンモニアを用意します。
過酸化水素水20に対して、アンモニアを1の割合を加えたものを使います。(アンモニア約5%の溶液を作る。計量カップ、計量スプーンは60バーツショップで探せばある)
これをシミの部分に、歯ブラシのようなもので塗りつけます。 (シミが広範囲の場合にはスプレーを使うのも良い) その後、ドライヤーをかけ、洗剤で洗います。
ここでの注意点は、色物、柄物の場合です。ドライヤーを当てすぎると色が落ちてしまうことがあります。様子を見ながら少しずつドライヤーを当ててください。白いものは、あまり気にする必要はありません。
ちょっとした汗のシミ等ならアンモニアをちょっと付けて洗えばかなり落ちます。
なお、シミは、どんなものでも、できてから時間が(何週間も)経つと落ちにくくなります。
シミがついたことに気がついたらできるだけ早く落とすようにしましょう。
これでも落ないものは「すまいの便利屋さん・バンコク」にご相談してください。
《アンモニアと過酸化水素水の購入方法》
町の薬屋さんにあります。次の文字を見せてください。
アンモニア แอมโมเนียหอม aromatic ammonia spirit小瓶入り15バーツ前後
過酸化水素 น้ำยาH2O2