「重曹でゴキブリ駆除」本当にできるの ?
ゴキブリ退治には、ホウ酸団子などの、ホウ酸が効くことがよく知られています。ところがタイではこのホウ酸は売ることが禁止されています。ホウ酸は、毒性はありますが、猛毒というほどではありません。どういう経過かは分かりませんが、タイでは取り扱いが禁止されているので入手は困難です。
あまり知られていないかもしれませんがゴキブリ退治には重曹も非常に効果があります。
ゴキブリ駆除に効果があるその原理は、ホウ酸は虫に、脱水症状を起こさせ効果を発揮します。重曹は炭酸ガスを発生させ、内臓を破裂させて効果を発揮します。(人間の場合、げっぷができるので大丈夫ですが、虫はこのげっぷが出来ません。重曹は、料理のときに使ったりして、人間には安全です。ペットがいるご家庭などでは重曹の方がホウ酸より安全です。)
30分で出来る簡単ゴキブリ駆除
《用意するもの》
- 刷毛 スーパーなどにある25バーツショップで3本セットで売っています。
- 重曹 薬屋さんで1キログラム50バーツぐらいで売っています。20バーツも買えば十分でしょう。重曹は掃除のときなど重宝に使えますので余計目に買っておいてもいいでしょう) ※ 購入方法は、後述
- 容器 (重曹を水で溶くときに使う容器)
- ストロー
- 重曹を水でよく溶く。濃さは適当 (例、重曹:1 , 水:5ぐらい)
完全に溶けてなくよい。 - 重曹液を刷毛で、ゴキブリの通りそうなところや、よくでるところに塗る。
・テーブル板の裏側周辺や、脚、脚と板の接続部分など
・家具の裾まわり
・床と接する壁まわり 等々
※ 乾くと、重曹が、白く浮き出てきますので、目立たないところに塗るようにしてください。すべての箇所に塗らなくでも大丈夫です。 - ストローを使い、家具の隙間や、キッチン収納の隅に重曹を撒く。
ストローの先を重曹の中に差し込む。すると、先に3~4センチぐらい重曹が入り込みます。このストローの先を家具の隙間などに差し込み、ストローの元を口にくわえて吹きます。これをあっちこっちの隙間にします。キッチン収納の隅などにもしてください。
この重曹を使った処置の後、ゴキブリが行くところがなくなり、床に出てきたしますが、2~3日もするとほとんど出なくなります。
これで100%とは言えないまでもほとんどいなくなります。これでも、ゴキブリを駆除できないときには、「すまいの便利屋さん」にご相談ください。
小さい薄茶色の虫もゴキブリです
ある日本人から「小さい薄茶色の虫はなにかね」と、聞かれたことがありますが、これもゴキブリです。
ゴキブリには、大型のゴキブリ(タイではワモンゴキブリ・体長4~5cmや、クロゴキブリ・体長3~4cmなど)や、小型のゴキブリ(チャバネゴキブリ・体長1~1.5センチ)など、色々な種類がいます。バンコクのコンドーやアパートでは、この小さなチャバネゴキブリが多く出るようです。
《重曹の入手方法》
薬屋さんで安く買えます。下記のタイ文字を示してください。
重曹 ซอดาไบคาร์บอเนต ソーダーバイカーボネート (量り売り1kg50B位、必要量のお金を示す)