黒いカスや臭いが洗濯物についたとき
洗濯機を長く使っていると、黒いカスみたいなものが洗濯物についたり、洗濯物が臭ってきたりします。洗濯物に一度臭いが着くとなかなか取れません。
これは、言うまでもなく洗濯槽に汚れやカビが着いてしまっているからです。
洗濯機クリーナーが市販されています。これのクリーナーを使っても落ないという話をよく耳にしますが、ためしてみてください。クリーナーを使うポイントは、洗濯機に水を一杯にして、クリーナーを入れ洗濯機を回したら、そのままストップにして、10時間ほど放置し、浮いてきた汚れをネットですくい取りそれからフルセットで洗濯機をもう一度回すことです。
それでも臭いが取れないときは、洗濯機の分解掃除を依頼してください。
分解掃除をしますと、高圧洗浄と、洗剤を使った手洗いで隅から隅までピカピカになります。所要時間は普通の全自動洗濯機(上蓋式)で1時間30分、ドラム式(前扉式)で2時間30分ぐらいです。
メーカーにより、分解掃除が難しい機種が
ただし、ここで問題になるのは、洗濯機のメーカーによりタイの通常の技術者ではクリーニングできない機種があることです。
ドラム式ですと、パンソニック、日立です。上蓋式ですと技術者により東芝の数年以前の機種はクリーニングできません。アメリカの古い機種(例Whinlphool)もできない場合があります。
EM液を使った臭い取り方法
この場合、メーカーのサービスセンターに連絡してクリーニングする方法があります。
それでもできなかった場合、洗濯機の臭いをとる方法を一つご紹介します。
このコラムで一度ご紹介したEM液を使う方法です。
- 洗濯機に水を一杯に入れます。
- EM液をコップ一杯ぐらい入れます。
- 10分くらい、「洗濯」で回します。
- 「ストップ」にして、10時間ぐらい放置します。
- その後、この中に重曹をコップ1~2杯入れます。
- 洗濯機をそのままフルセットにして運転します。
これで臭いはかなり消えます。
もう一つの方法は、酸素漂白剤(ヴァニッシュ)を使った方法です。
- 洗濯槽にお湯(45度ぐらい)をいっぱいにいれ、
- 酸素漂白剤を一缶いれ、
- 10分くらい、「洗濯」で回す
- 「ストップ」にして、10時間ぐらい放置します
- 浮き出た汚れをネットですくう
- 洗濯機をそのままフルセットにして運転します
試してみてください。