「エアコンコリーニングしたのにまだエアコンが臭い」とお客様からクレームが
お部屋は通風に心がけ、時々消臭スプレーを
以前、わたくし共がクリーニングしたエアコンが臭いというクレームがありました。このようなことはいままでなかったので、「変だな」と思いながら、早速お客様のところに駆けつけました。お客様から詳しくお話をお伺いすると、冷房にするとあまり臭わないが、送風にすると臭うとのことです。
その部屋はベッドルームでした。エアコンに消臭スプレーをしても匂いは収まらない。いろいろなところをよく嗅いで調べてみると、どうもエアコンからでてくる空気はあまり臭わないが、エアコンから離れた、ベッドの布団あたりの方が臭うようです。
部屋の臭いを「エアコンから」と勘違い
わたくし共の用意した、高性能の消臭剤をベッドや部屋全体にスプレーしてみると臭も収まりました。エアコンからの臭でなく、布団や部屋全体の臭でした。
冷房にすると臭が感じにくいが、通風にして温度が上がり臭がしてくる。だからエアコンが臭うと勘違いしたようです。
「お部屋は、普段、窓を開けて通風を良くしていますか」と、お客様に聞くと、「子供がいて窓を開けると危ないので、そんなに頻繁には開けてない」とのこと。
エアコンに頼りすぎて、部屋を締めっきりにしていると、部屋の中は細菌や、カビが繁殖しやすくなり、臭が発生します。部屋はできるだけ通風に心がけましょう(お子様のいるご家庭は安全対策を取った上で)。特にベッドルームなどは汗で臭がこもりがちです。通風と併せ、消臭剤を時々スプレーするように心がけたいものです。
部屋が臭ったら、通風と、消臭を先ずしてみてください。
消臭剤は、ファブリーズでも良いでしょうが、ジョンソンアンドジョンソンの「グレード3イン1」(白と青のパッケージ)が優れている感じがします。当社は酸化チタンの光触媒消臭除菌剤(ナノフラッシュ)を通常使用しています。